Web API: The Good Partsを読みました。
WebAPIを作るうえで、どんなことに気を付けるとよいのかというのがコンパクトにまとまっていてよかったです。
基本は、長いものに巻かれろ。多数は正義。みたいな感じでしょうか。
ほかのAPIをたくさんみて、どんな風に作っているのか、同じように作れば、ユーザは混乱しない、という事実。
また、HTTPの特性をきちんとつかって、無駄なmetadataを付与しないというのも重要なんだなぁと。
HTTP Status Code 200 で、responseが {"error": "500","message":"some error"} みたいなのはまぁありえないっしょという。
最近の話なので、セキュリティにも言及しています。
配列ではなくオブジェクトを返したほうが若干セキュアだよとか、ブラウザで直接アクセスすることを想定していないのであれば、そうでないことを示すヘッダを付けて、scriptタグで読み込めないようにしましょうとか。
そんな感じで、なんとなく、基本的なところを抑えておくには良い本だと思いました。